日本商工会議所青年部 第39回全国会長研修会 山紫水明の地 茨城つちうら会議記念誌
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〜今立ち上がろう! 仲間と共に地域と日本の未来へ〜1010 この度、日本商工会議所青年部が主催されます「令和3年度日本商工会議所青年部第39回全国会長研修会 〜山紫水明の地 茨城つちうら会議〜」が、「今立ち上がろう!仲間と共に地域と日本の未来へ」のテーマの下、全国各地から地域経済を担うリーダーの皆様を本市にお迎えし、盛大に開催されますことをお喜び申し上げますとともに、14万市民を代表し皆様方を心から歓迎いたします。 皆見大会会長・宇田川土浦商工会議所青年部会長をはじめ、関係者の皆様におかれましては、コロナ禍の中、開催に向けてのご尽力に対し、深く敬意を表するとともに、日頃より市政各般に格別なるご支援・ご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。 本市は、都心から約60㎞、成田国際空港から約40㎞圏内にあり、水郷筑波国定公園の玄関口に位置し、万葉の歌にも詠まれた紫峰筑波山を望む景観と我が国第二の広さを誇る霞ヶ浦の豊かな自然、そして、「続日本100名城」に認定された土浦城址と城下町の風情が残る歴史と文化に育まれた市制施行81年のまちです。 また、日本有数の花火競技大会である「土浦全国花火競技大会」の開催地として知られており、さらに2019年11月には、本市を拠点とする総延長約180㎞の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が、ナショナルサイクルルートに指定されるなど、歴史・文化・スポーツ等の多彩な魅力にあふれています。 さて、世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス感染症は、感染者数が減少傾向となり、緊急事態宣言が9月末で解除となりましたが、予断を許さない状況に変わりはなく、国民の健康や生活、国内経済に影響を及ぼしています。 本市といたしましては、国や県、土浦商工会議所をはじめとする関係団体の皆様方と連携を図りながら、様々な方策による住民支援・事業者支援を進めておりますが、未だ本格的な収束は見通せず、一日も早い再興が求められているところです。 このような中、新型コロナウイルス感染症の感染予防に配慮しつつ、感染状況に応じた開催方式を設定するなど、本大会の開催に向けた関係者の皆様のご労苦は計り知れないものがあります。 コロナ禍に負けず、土浦の地において、全国各地の地域経済を担うリーダーの皆様が、各地域の活性化に向け、積極的な議論を交わされることは大変意義深く、開催を実現させた土浦商工会議所青年部をはじめ関係者の皆様の行動力を心強く、また大変ありがたく感じています。 本市といたしましても、ポストコロナを見据えたこれからのまちづくりにつきまして、新たに「第9次土浦市総合計画」を策定し、創意工夫のもと、社会経済情勢のあらゆる変化に柔軟かつ的確に対応しつつ、地域の特性を生かした、自律的で、持続可能な社会の構築を目指してまいりますので、皆様方には、一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びに、本大会のご成功並びにご参会の皆様のご健勝・ご活躍を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。土浦市長安藤 真理子ご祝辞

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